この記事では、私たち夫婦が実際に行った東京都文京区にある「東京都水道歴史館」の見どころについてまとめました。
この記事を通じて下記のような方の参考になれば嬉しいです!
・東京でお金を掛けずに楽しめる場所・施設を探している方
・大人と子供で楽しめる場所・施設を探している方
東京都水道歴史館は無料で楽しめる素晴らしい施設ですので、ぜひご覧ください!

東京の水道歴史は江戸時代から始まります!
東京都水道歴史館とは?
東京都水道歴史館は、江戸~東京400年の大切な水道の歴史と安全でおいしい水を届けるための水道の技術・設備に関わる展示を無料で公開している東京都水道局PR館の一つです。
東京都水道歴史館は1995年(平成7年)に開館し、2019年(令和1年)には来館者80万人を達成しました。

施設は東京水道局が運営しています。
施設情報
東京都水道歴史の施設情報は下記の通りです。
開館時間 | 9:30 ~ 17:00 (入館は16:30まで) |
休館日 | 毎月第4月曜日(月曜日が休日の場合はその翌日) 年末年始(12月28日~1月4日) |
入館料 | 無料 |

入館料が無料なのが魅力!

ロッカーが無料で利用できるので、手荷物がある方はぜひ利用しましょう。
アクセス
東京都水道歴史館へのアクセスは電車またはバスを利用します。
電車を利用する場合、下記の各駅より徒歩約10分です。
【JR 中央線・総武線】
御茶ノ水駅 お茶の水橋改札口
水道橋駅 東口改札口
【東京メトロ千代田線】
新御茶ノ水駅 B1出口
【東京メトロ丸ノ内線】
御茶ノ水駅 1番出口
本郷三丁目駅 出口2本郷通り方面
【都営大江戸線】
本郷三丁目駅 3番出口
【都営三田線】
水道橋駅 A1出口
バスを利用する場合、順天堂病院前より徒歩約3分です。
【都営バス】
茶51(駒込駅南口-秋葉原駅前)
【都営バス】
東43(江北駅前-東京駅丸の内北口)
【文京区コミュニティバス】
「B-ぐる」(本郷・湯島ルート)
(画像は東京都水道歴史館公式HPから引用)
自転車で行く場合は、水道歴史館入口横に駐輪スペースがあります。

個人利用(自家用車)の駐車場はないのでご注意ください。

私たちは水道橋駅から徒歩で行きましたが、上り坂もあり遠く感じました。
東京都水道歴史館の見どころ
東京都水道歴史館の見どころは、館内2階にある「江戸上水」と1階にある「近現代水道」の展示です。
江戸上水から近代水道の創設、現在の水道に至るまで、規模・水質ともに世界有数のレベルの東京水道の歴史や技術を実物資料や再現模型、映像資料などでわかりやすく紹介しています。
(英語、韓国語、中国語に対応)

私たちは借りませんでしたが、無料で貸出をしています!
東京水道の歴史を学ぶ
江戸の上水井戸や木樋、古文書など貴重な資料を多く展示されており、再現空間や模型、映像など想像が膨らむ展示で江戸の生活と水文化の発展を学ぶことができます。
東京の水道の歴史で特に印象に残ったことは「水道橋」の名前の由来でした。
水道橋は懸樋(下写真)という江戸時代に作られた上水道、神田上水の水を江戸市中に通水するための水道管の橋があったことで現在の水道橋の名前の由来とのことです。

地名の由来など歴史から学ぶことは多いです!

展示物が充実しているので見ていて飽きませんでした!
その他にも
- 地図で見る江戸・東京400年
- 玉川上水ものがたり(アニメーション)
- 江戸の水道料金
- 長屋の上水井戸端
- 丸の内、八重洲北口の木樋
等、様々な展示があります。
水道の技術・設備を学ぶ
震災や戦争、渇水など様々な困難を乗り越え、規模・水質ともに世界有数のレベルに達した東京水道の歴史や技術を、迫力の実物大模型や映像解説などで学ぶことができます。
消火栓(下写真)や「馬水槽」、「鋳鉄管」等の実物・原寸模型も多くあり、見て楽しむことができます。

「蛇口」の語源は、水の出口が竜をかたどっている「蛇体鉄柱式共用栓」からきているようです。
その他にも
- コレラの流行
- 近代水道の成長や取り組み
- 小河内ダム
- 高度浄水処理
- 東京水道のいま
等、様々な展示があります。
最後に
ここまで東京都水道歴史館について紹介しましたが、入館料無料で世界に誇る東京の水道の歴史や技術力を様々な展示で学ぶことができ、大人から子供まで十分に楽しめるオススメの施設ですので、ぜひ一度訪れてはいかがでしょうか。

子どもの自由研究には最適な施設だと思いました。
また、東京の水を学ぶ施設は「東京都水の科学館」や「奥多摩 水と緑のふれあい館」もあるので合わせてご覧ください。