この記事では、PayPayが提供している「PayPayポイント運用」のメリット・デメリットや楽しみ方について紹介します。
2022年3月にあった「PayPayポイント運用」のサービス改定内容も反映していますので、ぜひ最後までご覧ください!

私たち夫婦もPayPayポイント運用を利用しています!
※PayPayボーナスは、2022年4月から「PayPayポイント」に名称変更されました。
PayPayポイント運用とは?
(画像はPayPayHPから引用)
PayPayポイント運用とは、「PayPayポイント」を使ってPayPayユーザーに投資の疑似体験を提供するサービスです。
PayPay利用時などに貯まるPayPayポイントを運用に回すことで、長期的にはPayPayポイントを増やすことができる可能性を秘めています。
サービスはPayPay証券(株)が提供していますが、実際の投資と違ってID登録や口座開設などが不要で、PayPayユーザーであれば誰でも簡単に利用することができます。
PayPayポイント運用の投資先
PayPayポイント運用の投資先として選べるコースは現在5種類(※)あります。
それぞれ一長一短があるので、簡単にご紹介します。
※2022年8月から「金(ゴールド)コース」が追加
※2022年11月から「逆チャレンジコース」が追加

私たちは「スタンダードコース」を選んでいます!
金(ゴールド)コース
SPDR Gold Trust(GLD)
【投資先】
金で運用するETF(SPDR Gold Trust)の価格に連動するコース。一般的に株価の下落時に影響を受けづらい。
【向いている方】
長期運用を考えている方

インフレに強い金(ゴールド)への投資です。
テクノロジーコース
【投資銘柄】
INVESCO QQQ TRUST, SERIES 1(QQQ)
【投資先】
ベンチャー企業向けの株式市場として有名な米国のナスダック市場で、最も代表的な100企業に分散投資。グーグル、アップル、マイクロソフト、アマゾン、その他流通などの業界の代表企業で構成され、世界規模で成長を遂げている企業に投資可能。
【向いている方】
短期・中期運用を考えている方

米国のハイテク株に投資できます。
スタンダードコース
【投資銘柄】
SPDR S&P500 ETF
【投資先】
米国を代表する500企業に分散して運用するコース。そのため大きな変動は少なく、長期運用に向いています。
【向いている方】
長期運用を考えている方

S&P500と呼ばれる米国の有名な投資先です。
チャレンジコース
【投資銘柄】
DIREXION S&P 500 3X(SPXL)
【投資先】
スタンダードコースと同じ銘柄に運用するが、値動きが3倍上下するコース。
【向いている方】
短期運用を考えている方

S&P500に対して3倍のレバレッジが掛かっています。
逆チャレンジコース
DIREXION S&P500 Bear 3X(SPXS)
【投資先】
スタンダードコースと同じ銘柄に運用するが、値動きが逆に3倍上下するコース。
【向いている方】
短期運用を考えている方

S&P500の動きに対して逆に3倍のレバレッジが掛かっています。

米国経済が落ち込むと考える場合は選択肢になりますが、素人には判断が難しいです。
まとめ
チャレンジ、逆チャレンジコースは値動きが3倍の動くので、ハイリスク・ハイリターンなコースになります。
あくまでもポイント運用なので値動きを楽しみたい方はチャレンジコースでも良いと思いますが、
- 出来るだけポイントを増やしてみたい方
- 長期運用(当面、使う機会がない)を考えてる方
は「スタンダードコース」を選ぶのが無難だと思います。
PayPayポイント運用のメリット
ここからはPayPayポイント運用のメリットについて紹介します。
手続きが簡単
(画像はPayPayHPから引用)
投資の疑似体験ができるサービスですが、PayPayポイント運用はID登録や口座開設などの手続きは一切いりません。
PayPayのホーム画面から約1分程度で利用を開始することができ、全手続きは下記7手順で身分証や書類なども不要です。
- ホーム画面の[ポイント運用]を選択
- 利用規約を確認の上[上記に同意して続ける]を選択
- [ポイント運用をはじめる]を選択
- 運用するコースを選び[ポイントを追加する]を選択
- ポイント運用額を入力し[追加する]を選択
- 運用額を確認し[追加する]を選択
- 運用額が追加されました。[運用状況に戻る]から運用状況の確認や運用額の追加ができます
詳細は下記リンクをご覧ください。

簡単に始めることができます!
1ポイント(1円)から運用可能
(画像はPayPayHPから引用)
持っているPayPayポイントを1ポイント(1円)から運用ができます。
好きな金額から運用でき、いつでも、少額からでも始めることができるので投資の疑似体験には最適です。

もし、不安な方は少額から始めてはどうでしょうか。
いつでも取り出し可能
PayPayポイント運用中でも、運用残高からいつでもPayPayポイントにチャージ(交換)できます。
引き出したPayPayポイントはすぐにPayPay支払時に利用できるので、ポイントを使いたい時にいつでも使えます。

ポイントが拘束されないので、とても使いやすいです!
PayPayポイント運用のデメリット
PayPayポイント運用にはデメリットもあるので、内容を十分に理解した上で始めしょう。
なお、私たちはデメリットを考慮してもPayPayポイント運用はお得なサービスだと判断したので、夫婦で利用しています!
元本は保証されない
PayPayポイント運用の3つの投資先はどれも米国企業に連動しており、運用であるためPayPayポイントの元本は保証されません。
PayPayポイントが増えることもあれば、減ることもあるためこのデメリットを十分理解した上で始めましょう!

お金ではないにしても、持っているポイント(PayPayポイント)が減るのは嫌ですね…
交換時に手数料が掛かる
PayPayポイントを交換(追加)する際に、PayPayポイントが100円以上の場合、1%の手数料が取られます。

たかが1%、されど1%です。
これが現金での資産運用だったらすぐに証券会社を乗り換えますが、PayPayポイント運用はポイント投資なので私は利用継続しています。
なお、1回の交換(追加)額が、100円未満の場合は手数料(1%)は発生しません。
PayPayポイント以外は使用できない
PayPayポイント運用は、PayPayポイントでしか運用をすることができません。
現金やその他ポイント(PayPayポイントライト、PayPayマネー等)では買い増しできないので、運用したいタイミングでPayPayポイントがない場合は時期を逃がしてしまいます。

現金で運用できないので、リスクは抑えられます。
サービス改悪のリスクがある
今後、PayPayポイント運用のサービスが改悪される可能性があるかもしれません。
直近では、2022年3月24日にサービス変更に伴い前記の手数料が必要になりました。(100円以上で1%)
PayPayポイント運用も先行投資で利用者を増やし、利用者が増えた段階でサービス改悪(資金回収)をする可能性があるので、その点はご注意ください。

楽天もサービス改悪が続いていますね…

これは仕方ないですね…
こんなお得なサービスを永年無料で提供するとは思えないです。
PayPayポイントの貯め方
PayPay決済を利用した場合、還元率は0.5%(最大1.5%)なので日々の買い物でPayPayポイントを貯めることができますが、その他にもPayPayポイントを効率良く貯める方法があるので紹介します。
PayPayのキャンペーン期間を利用する
PayPayは年中様々なキャンペーンを展開しているため、これらを利用すると効率よく貯めることが出来ます。
- 超PayPay祭
- PayPayジャンボ
- 地域限定キャンペーン
- 飲食店、企業とのコラボキャンペーン
- PayPayカード発行キャンペーン
- マイナポイント連携 など

旅行先で偶然地域限定キャンペーンをしていて、20%のポイント還元などを貰えると得した気分になります。笑

マイナポイントは数千円分のポイントが貰えたので有難かったです!
Yahoo!ショッピング・PayPayモールを利用する
「5のつく日」や「日曜日」などのキャンペーン開催時にYahoo!ショッピングやPayPayモール買い物をすると、10~20%のPayPayポイントの還元を受けられます。
日常で消費する物などをキャンペーンのタイミングに合わせて購入すると、効率良く貯めることができます。

PayPayポイントを得るために不要な物を買ってしまうと本末転倒なので、我が家ではほとんど利用していません。
PayPayポイント運用の楽しみ方
最後に私たち夫婦がしているPayPayポイント運用の楽しみ方を紹介します!
私たちは「運用したポイントは引き出さない」という長期保有方針で、溜まったPayPayポイントを自動追加機能を使って全て運用に回しています。
利用開始月:2021年3月
投 資 先:スタンダードコース
自動追加機能:利用

最初は「チャレンジコース」で運用していましたが、長期保有には相性が悪いことを知り「スタンダードコース」に変えました。
自動追加機能は取得したPayPayポイントを自動に運用に回してくれる機能なのでとても便利です。
詳細は、下記リンクをご覧ください。
夫婦でPayPayポイント運用をしているので、お互いの運用額を見て一喜一憂しながら楽しんでいます。笑
ちぃ(夫)の運用額は、マイナポイントやPayPayカード発行などでまとまったポイントが入ったので2022年3月現在で3万円を超え、運用損益は+6.6%(2,442円)です。

塵も積もれば山になります。
PayPayポイント運用は米国のS&P500やQQQ(ナスダック100)といった非常に魅力的な投資先に運用できるので、
- PayPayポイントが貯まるが、使い道がない方
- 投資に興味があり、疑似体験してみたい方
といった方におすすめなので、興味がある方はぜひやってみてはいかがでしょうか。
過去にPayPayポイント運用と相性の良い、PayPayカードについてまとめているので合わせてご覧ください!