この記事では福岡県第2の都市である北九州市の1泊2日モデルコースをご紹介します。
私たち夫婦が北九州観光をした際の観光方法や場所をまとめましたので、北九州旅行だけでなく、福岡旅行や九州旅行を考えている方の参考になれば嬉しいです!
北九州市へのアクセス
九州の玄関口である北九州市は車だけでなく、電車、新幹線、飛行機、フェリーと様々な交通手段で行くことができます。
この記事では新幹線と飛行機を使った移動手段を紹介します。
新幹線の場合
新幹線の場合、山陽新幹線の「小倉駅」を利用します。
小倉駅は鹿児島中央駅から約1時間40分、新大阪駅から約2時間15分、東京駅から約4時間40分という距離感です。

東京からだと4時間を越えるので少しキツイです。

出来るだけ飛行機で利用しましょう!
飛行機の場合
福岡県内には「福岡空港」と「北九州空港」の2つの空港があり、目的地に応じて使い分けることができます。
北九州観光の場合、北九州空港の方がアクセスが良いですが、福岡空港の方が路線数や飛行機の発着数が多いため、使いやす方を選びましょう!
両空港から北九州の小倉に行く場合、下記の移動手段が安くて便利です。
【北九州空港の場合】
高速バスが飛行機の離着時間に合わせて運航しているため、高速バスを使いましょう。
運賃:710円
所要時間:36分(ノンストップの場合)
【福岡空港の場合】
電車の乗り換えで小倉駅に行くことができますが、私は高速バスを使うことをオススメします。
空港の国際線乗り場から小倉行きが出ています。
運賃:1,500円
所要時間:約120分

私たちが高速バスをオススメ理由として旅行は荷物があるため、乗ってしまえば乗り換えがなく、座って移動できる高速バスが楽だからです。

福岡県はバスが発達しているので、高速バスや路線バスを利用すると移動が楽です。
電車の場合は、福岡空港駅から「福岡市営空港線」に乗り博多駅に行き、「JR鹿児島本線」に乗り換えて小倉駅に行きましょう。
運賃:1,570円
所要時間:約100分
上記の運賃と所要時間は、在来線のみで行った場合で博多駅かた特急や新幹線を使うと移動時間を減らすことができます。

博多駅での乗り換えは必須です!
1泊2日の旅程
北九州市1泊2日の旅程は下記となります。
私たちは移動時間を短縮するために北九州空港でレンタカーを借り、車移動しました。
なお、北九州市は電車とバスが発達しているため、公共交通機関での観光も可能です。
・平尾台
・千仏鍾乳洞
・門司港レトロ
【2日目】
・小倉城
・小倉散策
・北九州市立いのちの旅博物館
・東田第一高炉

公共交通機関だと行ける場所に制限が掛かるのでご注意ください。
【Day01】北九州
1日目は北九州空港に到着後、平尾台と門司港を観光します。
北九州空港着【11:00】
羽田空港から北九州空港に到着後、空港内にあるレンタカー店舗に行きます。
私たちは事前に予約したレンタカー(日産レンタカー)を受け取り、北九州観光に向かいます!

空港内に6つのレンタカー店舗があるので、値段や車種などを考慮してお店を決めましょう!

私たちは安さで選びました。
平尾台【11:45】
北九州空港から最初に向かった場所は日本三大カルストのひとつに数えられ、天然記念物・国定公園・県立自然公園の指定を受けている平尾台です。
(画像は北九州市観光情報サイト公式HPから引用)
ソララランド平尾台(平尾台自然の郷)という広大な施設で平尾台の景色を楽しみました。
時間がなかったため、ヴィレッジゾーンで平尾台を見渡すことができる北展望台でカルスト台地を眺めました。

国内でも珍しいカルスト台地です!
(画像はソララランド平尾台公式HPから引用)
営業時間 | 9:00-17:00 (冬季12月~2月の営業時間は10:00-16:00) |
休園日 | 毎週火曜日、年末年始 |
入園料 | 無料 |
駐車料金 | 普通車 300円 (駐車台数1,100台) |
私たちは景色を眺めただけですが、石灰岩が点在する一帯はトレッキングコースとしても人気が高いため自然を満喫したい方はハイキングやドライブも楽しめます!
景色を楽しんだ後、ソララランド平尾台から車で10分程の千仏鍾乳洞に行きました。
千仏鍾乳洞は、平尾台の東端に開口し、昭和10年に天然記念物(国指定)に指定された由緒ある鍾乳洞です。
(画像は平尾台自然観察センターHPから引用)
洞内は四季を通じて気温16度、水温14度で夏はとても涼しく、冬は暖かい温度です。

夏はひんやりしていて、天然の避暑地です。
鍾乳石・石筍、石柱の発達著しく、照明は900mまで整備されています。
入口から480mまでは靴のまま入洞できますが、それより奥は、「奥の細道」と命名されており、石灰岩の上を流れる水に足を付けながら進む必要があるので要注意です。

私たちは480mで引き返しました。笑

想像以上に水が冷たいので気を付けてください!
営業時間 | 平日 9:00-17:00 土日・祝日 9:00-18:00 |
料金 | 大人 900円 中学生 600円 小学生 500円 幼児 200円(4歳以上) |
私たちは千仏鍾乳洞しか行きませんでしたが、平尾台は他にも「目白洞」、「牡鹿洞」といった観光洞があるため興味のある方は行ってみてください。
門司港レトロ【15:00】
平尾台で自然を満喫した後は門司港レトロに向かいます。
門司港には明治から昭和初期にかけて建築された建物が残されており、門司港レトロとして北九州の観光名所となっている場所です。
歴史的な建造物の散策は徒歩で1時間程で楽しむことができます!
また、門司港には「海峡プラザ」という商業施設があり、お土産や雑貨の購入からカフェで一息、食べ歩きもできます。
(画像は海峡プラザ公式HPから引用)

様々なお店が入っているので、あっという間に時間が過ぎます!
門司港レトロを散策しているとあっという間に夕方になり、夕暮れの門司港を見れました。

港の景色は綺麗でした!
プレミアホテル門司港【18:00】
門司港周辺を散策後、私たちは門司港レトロ内にある「プレミアホテル門司港」に泊まりました。
(画像はプレミアホテル門司港公式HPから引用)
このホテルは門司港レトロを一望できる一等地にあり、朝晩の門司港の景色も楽しむことができます。
夕食はイタリアンのコース料理で美味しかったですが、オススメは朝食のバイキングで豪華なメニューから選ぶことができるので必見です!
(2人分、税込、朝・夕食付)
夕食:関門食材と門司港イタリアンの共演コース料理
朝食:バイキング

バイキングでは門司港名物の焼きカレーもありました!
【Day02】小倉散策
2日目は北九州市の中心街である小倉とは八幡製鉄所のある八幡東区に行きました。
小倉城【10:30】
北九州市の中心街である小倉にある「小倉城」に行きました。
天守閣内は「体験型観光スポット」として、シアタースペースから歴史紹介、展望スペースと1階から5階まで楽しむことができます。
城内は「小倉城庭園」や「八坂神社」、「しろテラス」などもあり手軽に散策できます。
(画像は小倉城公式HPから引用)
小倉城の隣には商業施設の「リバーウォーク北九州」があるため、食事休憩やショッピングもすることができます。
(画像は北九州市観光情報サイトHPより引用)

カフェもあるため休憩にも便利です。
昼食(資さんうどん)【13:00】
小倉城散策後、歩いて魚町まで行き小倉市内を散策しながら昼食を「資さんうどん 魚町店」に行きました。
福岡県は豚骨ラーメンが有名ですが、実はうどんも有名と聞いていたので、北九州のソウルフードと呼ばれる「資さんうどん」に行きました。

福岡県は「うどん発祥の地」という一説もあるようです。
福岡のうどんの特徴はコシがなく、やわらかい麺です。
麺がのびている訳ではなく、ふわふわした食感でやみつきになります。
定番は「ごぼ天」と呼ばれるごぼうの天ぷらが入ったうどんでしたので、私たちはごぼ天うどんを食べました!

香川のコシのあるうどんも美味しいですが、福岡のうどんも独特で美味しいです!
「資さんうどん」は美味しいだけでなく、とても安いので北九州に行った際はぜひ食べてみてください。

家の近くにあったら頻繁に通いたくなります。笑
昼食後、歩いて北九州の台所と呼ばれる「旦過市場」を散策して次のスポットに向かいました。

旦過市場は賑わいがあって、見てるだけで楽しかったです。
旦過市場の所要時間は30分程でした。
北九州市立いのちのたび博物館【15:00】
北九州市立いのちのたび博物館は、日本製鐵八幡製鐵所の工場跡地の一角に建設された博物館で、常設展として、自然史部門では様々な昆虫・恐竜・昔の町の風景等を展示しています。
館内には大迫力の恐竜の骨格標本が展示されており、圧巻です。
46億年前の地球誕生から現代に至る自然と人間のいのちの歩みを学ぶことができるので、大人から子供まで楽しめます!
(画像は北九州市観光情報サイト公式HPから引用)
開館時間 | 9:00-17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 年末年始 毎年6月下旬頃(害虫駆除) |
観覧料 (常設展) |
大人 600円 高校生以上の学生 360円 小・中学生 240円 小学生未満 無料 |

所要時間は90分程でした。
東田第一高炉【16:45】
最後にいのちのたび博物館から徒歩で東田第一高炉に行きました。
東田第一高炉は、1901年に操業をはじめた近代製鉄発祥の地・官営八幡製鐵所の第一高炉一帯を指定文化財に指定し、史跡公園として公開している場所です。
2015年に「明治日本の産業革命遺産 製鉄・鉄鋼、造船石炭産業」の世界文化遺産に登録された際、「官営八幡製鉄所関連施設」も構成資産の一つとなり、そのシンボル的存在である東田第一高炉は注目を浴びています。
(画像は北九州商工会議所公式HPから引用)
所要時間は20分程でしたが、普段身近で見ることがない高炉を見て、そのスケールに驚きました。

鉄の街と呼ばれる北九州市を象徴する場所です。
北九州空港着【17:45】
東田第一高炉を見て回った後、私たちは北九州空港に戻り、レンタカーを返却します。
(画像は福岡県庁HPから引用)
私たちは北九州市を1泊2日で巡りましたが、ゆっくり観光したい場合はもう1泊しても良いと思います!
その場合、宿泊場所は小倉にし、夜ご飯に北九州のご当地料理を楽しむのも良いでしょう。

私たちの観光プランではご当地料理を食べる機会が少なかったのが残念でした。

また、少しバタバタしていた。
今回は時間がなく行くことができませんでしたが、「九州鉄道記念館」、「TOTOミュージアム」、「皿倉山から夜景」など他に行ってみたい場所がありました。
また、門司港から関門橋や関門トンネルを利用し、山口県下関市に出て「唐戸市場」、「海響館」などに行くのも楽しいと思います!
最後に
ここまで北九州1泊2日のモデルコース紹介しました。
福岡県は博多や天神が有名ですが、北九州にもたくさんの観光名所がありますので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。