この記事では2泊3日で香川県をのんびり旅行する際の見どころやモデルコース、旅行費用などを紹介します。
実際に私たち夫婦が旅行で巡った場所を経験を踏まえて紹介していますので、下記ような方の参考になれば嬉しいです。
・香川県の観光名所を知りたい方
・どの位お金が掛かるか知りたい方
なお、私たちはレンタカーで移動しているため、公共交通機関を考えている方には参考にならない箇所もありますので予めご了承ください。

公共交通機関の方が交通費を安くできたと思いますが、行ける場所の制限や移動に時間を要するため私たちはレンタカーを選択しました。
2泊3日の旅程
香川県2泊3日の旅程は下記となります。
・金刀比羅宮
・父母ヶ浜
【2日目】小豆島
・小豆島
【3日目】高松市
・栗林公園
・四国村

四国は夫婦ともに初めて行く場所だったので、旅行を楽しみにしていました。
【Day01】金刀比羅宮・父母ヶ浜
初日は高松空港に到着後、琴平町と三豊市内を観光します。
高松空港到着【13:00】
羽田空港から高松空港に到着後、レンタカーを借りに空港1階の到着ロビー前にあるレンタカーカウンターに向かいます。
高松空港内には8社のレンタカー会社があるため、希望車種や値段などを考慮してレンタカー会社を選びましょう。
- トヨタレンタカー
- ニッポンレンタカー
- タイムズカー
- 日産レンタカー
- オリックスレンタカー
- スカイレンタカー
- バジェット・レンタカー
- 平成レンタカー

私たちはネットで調べて一番安かったタイムズカーを選びました。
空港内レンタカー会社は営業所が空港から離れた場所にあり、営業所(高松空港店) ⇔ 高松空港間は送迎により移動するため、特に帰りは飛行機の出発時間に対して余裕を持って車を返却できるよう旅行計画を立てましょう!
レンタカーの手続きが終わると、最初の目的地である金刀比羅宮に向かう道中で「本格手打ちうどん 香川屋本店」でうどん食べました。
ぶっかけうどん小 340円、とり天160円、かき揚げ100円
肉うどん大 650円

本場のうどんは美味しくて安いです!ただ、うどんの注文や支払い方法が分からず少し戸惑いました。笑

行きたかったうどん屋が定休日だったため、急遽このお店にしました。地元のうどん屋は、定休日と重なることもあるので要注意です。
金刀比羅宮【14:30】
金刀比羅宮は長い長い石段が有名で、参道から御本宮までは785段の石段があります。
参道にはお土産屋さんや飲食店など様々なお店があるので、休憩しながら少しずつ登りましょう!
御本宮まで残り133段

登りはキツく、下りは足にきました。笑
石段を登り切った先には展望台と御本宮があり、壮大な景色や立派な御本宮を楽しむことができます!

讃岐平野に小さな山が見えましたが、形が富士山に似ていることから「讃岐富士」と呼ばれています。
参道から御本宮までの所要時間は、往復で約90分かかりました。
本宮の先には「奥社」という場所もありましたが、御本宮からさらに30分以上石段を登る必要があったので、私たちは御本宮で折り返しました。
父母ヶ浜【17:30】
金刀比羅宮を参拝後、ホテルのチェックインまで時間があったので、SNSで話題の父母ヶ浜に行きました。
父母ヶ浜は、潮が引いた干潮時の夕暮れにはウユニ塩湖のような写真が撮れることで有名で時間が余ったら行きたい場所としてチェックしていました。
当日は強風で水面にさざ波ができて綺麗な写真は撮れませんでしたが、良い思い出になるのは間違いないので、ぜひ行ってみては如何でしょうか。

強風で気温も低かったのでかなり寒く、海岸には15分程しかいれらませんでした…
#父母ヶ浜 は、南米ボリビアの天空の鏡とも呼ばれる『#ウユニ塩湖』のような写真が撮影出来ると話題の
香川でも人気の場所の一つ。SNSなどを通じて若者やカメラマンに大人気スポット📸#瀬戸内Finder#瀬戸内大好き#写真好きな人と繋がりたい#旅行好きな人と繋がりたい#香川旅行 #香川観光 pic.twitter.com/3DJzyQxuHu
— 瀬戸内Finder@瀬戸内の魅力を発信 (@setouchifinder) February 22, 2022

SNSでは素晴らしい写真がたくさんあるのでぜひ調べてみてください。
琴平グランドホテル 桜の抄【18:15】
1日目の宿泊は、金刀比羅宮の参道22段目に佇む温泉旅館の「琴平グランドホテル 桜の抄」に泊まりました。
私たちは美味しい料理を食べれる、温泉に入れる宿を探していましたが「琴平グランドホテル 桜の抄」はどちらも素晴らしかったです。
夕食は鯛や河豚、牛肉の鉄板焼きなど10品のコース料理で、朝食のバイキングは豊富な品数があるため食事にこだわりたい方にはオススメです!

夕食の締めにうどんが出てきたので香川らしいなと思いました!
温泉も男女ともにサウナや露天風呂があるだけでなく、女湯にはバラ風呂もあり日々の疲れを癒すことができました!

また泊まりたいと思える素晴らしい旅館でした!
【Day02】小豆島満喫
2日目は琴平町から小豆島に行くために高松港へ向かいます。
小豆島を満喫したかったのでホテルの朝食を7時から食べ、8時にホテルを出発しました。

私たちの旅行では珍しく、朝早くから動きました。笑
なお、小豆島を1日で満喫できるモデルコースなどの紹介は下記リンクに詳しくまとめているので、あわせてご覧ください!
高松港【9:30】
高松港に着くとチケットを購入し、高松港10時発 ⇒ 土庄港11時着のフェリーに乗り小豆島に向かいました!
運賃は2人往復で13,360円(車両代込み)でしたが、自動車の有無や車両の全長で運賃が変わるので、詳細運賃は公式HPのリンクをご覧ください。
- 大人:700円(片道)
- 自動車:5,030円(片道、車輌全長4mの場合)
なお、フェリー運賃は往復で購入すると割引があるので、乗船日が決まっている場合は往復で購入することをオススメします!

レンタカーだとフェリーの自動車運賃が高い点がデメリットです。高松市内は公共交通機関で、小豆島内だけレンタカーを借りるのも良いと思います。
小豆島【11:00】
小豆島では、事前にリサーチしていた6ヶ所の名所を巡りました。
小豆島の名所巡りの詳細は別記事でまとめたいと考えていますので、この記事ではポイントのみを紹介します!

小豆島は見どころが多く、この記事だけではまとめられませんでした。
小豆島オリーブ園【11:20】
初めに小豆島で有名なオリーブを見るために「小豆島オリーブ園」に行きました。
園内は、「オリーブの原木」や魔女の宅急便のロケ地になったことで写真スポットとなった「ギリシャ風車」など見どころが満載です!
日本では珍しいオリーブに囲まれたこの場所はぜひ一度行ってみてはいかがでしょうか。
園内は広く、所要時間は約90分でした。
昼食(こまめ食堂)【12:45】
昼食は小豆島の千枚田付近にある「こまめ食堂」に行きました。
こまめ食堂は小豆島の食材を使った、ふるさとの味が有名でたくさんの観光客が訪れていました。
棚田のおにぎり定食 1,380円
オリーブ牛のハンバーガーセット 1,100円

おにぎり定食の「かぼちゃとタコのかき揚げ」が凄く美味しかったです!
宝生院のシンパク【13:45】
樹齢1,600年以上と言われている国指定特別天然記念物「宝生院のシンパク」を見に宝生院に行きまます。
近くで見るシンパクの大樹の存在感には圧倒されます。
宝生院は目の前に駐車があるためアクセスも良く、所要時間は15分でした。
重岩【14:30】
続いては小豆島のパワースポットとも言われている重岩に行きました。
重岩までは352段の階段があり非常に険しいですが、頂上の景色は絶景で小豆島西側を見渡すことができオススメです!
※ヒールやパンプスなどの靴では頂上まで行くのは難しいです!
所要時間は40分ほどでした。

想像以上に登りが険しく驚きました。
樹齢千年のオリーヴ大樹【15:30】
2011年にスペインから小豆島にやってきた樹齢千年を超えるオリーブの大樹も重岩同様に小豆島西側にありまます。
9時から17時までは自由に見学できるので、時間が余った際などには最適です。
大樹以外に周辺は何もないので、所要時間は15分でした。
カフェで一息(バジリコ)【16:00】
ずっと外にいたので休憩するために「バジリコ カフェ」で一息しました。
店内はオシャレで雰囲気も良く、頼んだ「カフェモカチーズケーキ(300円)」と「さつまいものチーズケーキ(300円)」はとても美味しかったです!

カフェモカチーズケーキを初めて食べましたが、チーズにとても合いました。
富丘八幡神社【16:40】
双子岬に静かに佇む富丘八幡神社は、映画「男はつらいよ」の舞台にもなっている場所です。
しかし、あまり有名ではないのか観光客は誰もいませんでしたが、丘の上から見える瀬戸内海は写真スポットでした!
車だと丘の上にある駐車場まで登ることができるので、石段を登る必要がないので安心です。
なお、所要時間は15分でした。
エンジェルロード【17:00】
小豆島最後の観光は、有名なエンジェルロードです。
潮の満ち引きで道が現れるエンジェルロードは、「大切な人と手をつないで渡ると、願いが叶う」と言われいるロマンチックな場所です!
エンジェルロードを見れる時間は潮の満ち引き時間で変わるため、下記リンク先などで事前に確認して行きましょう。

楽しみにしていたエンジェルロードを見れて満足です!
国民宿舎小豆島【18:00】
2日目の宿泊は、日本夕陽百選の地に建つ「国民宿舎小豆島」に泊まりました。
丘の上に建っている宿で、朝と夕方から見える小豆島の風景は絶景です!
国民宿舎からの夕日
夕食は冬の旬である鮃(ひらめ)を使った鮃の生ハム風や鮃丼、オリーブ牛の味噌鍋や小豆島近海で獲れるたいらぎ貝の揚げ物など、ご当地料理をたくさんいただきました!
デザートの自家製ガトーショコラとフルーツの盛り合わせも美味しくいただきました!

建物は少し年季が入っているので、ご注意を!
【Day03】高松市内観光
3日目は小豆島から高松市内に戻り、高松市内を観光した後に帰路に着きます。
土庄港【9:00】
土庄港9時30分発 ⇒ 高松港10時30分着のフェリーに乗り小豆島を後にしました。
帰りのフェリーは香川県とポケモンがコラボしている「ヤドンのフェリー」に偶然乗り、可愛いヤドンだらけの船内で高松市内に戻りました。
栗林公園【10:45】
栗林公園は国の特別名勝に指定されている文化財庭園で、見事に手入れされた松と春夏秋冬で変わる花々は人々を魅了します。
園内はとても広いですが、周回マップの看板が整備されており、名所を見逃すことなく見て回ることができました。
途中、掬月亭で御茶をいただいたりしましたが、所要時間は60分でした。

2月は梅が咲き誇っていて綺麗でした!
栗林公園の楽しみ方や見どころは別記事にまとめているので、ぜひご覧ください!
四国村【12:30】
四国村は、四国各地から移築された建造物33棟が当時のままの姿で点在しており、四国の歴史を学ぶことができます。
入場料は下記となりますが、園内にはカフェや食事処もあります。
一般 | 1,000円 |
高校生 | 600円 |
小中学生 | 400円 |
四国村の見どころは、入口付近にある木でできた「かずら橋」でした。
足場の板は間隔が広く、木製なのでどこか心もとなく、冷や汗をかきながら渡りました。笑
園内はとても広く、全てのコースを回ると90分程掛かりますが、私たちは全てのコースは回らず、四国村の所要時間は50分でした。
昼食(一鶴 屋島店)【13:30】
昼食は、四国村から車で3分程の距離にある「一鶴」で食べました。
一鶴の骨付鳥は香川県のソウルフードと言われており、うどんの次に食べたい料理でした!
私たちは「ひなどり」と「とりめし」を食べましたが、皮はパリパリで中はジューシー、味付けはピリ辛と絶妙でとても美味しかったです!
ひなどり 941円
とりめし(スープ付) 486円

鳥の美味しさにビックリしました!
高松空港着【16:20】
一鶴での昼食後は、旅の最終地である高松空港に向かいました。
途中、少し時間が余ったのでカフェで一息ついて、レンタカー返却前にガソリンを入れて高松空港に戻りました。

あっという間に2泊3日が終わってしまいました…。
香川旅行で掛かった費用概算
今回の2泊3日の香川旅行で掛かった費用総額は90,292円でした。
各日の内訳を下記にまとめました。
【Day01】内容 | 金額 |
レンタカー代 | 10,690円 |
昼食代(うどん) | 1,250円 |
宿泊代(桜の抄) | 27,260円 |
合計 | 39,250円 |
【Day02】内容 | 金額 |
フェリー代(往復、車両代込) | 13,360円 |
昼食代(こまめ食堂) | 2,480円 |
カフェ代(バジリコ) | 1,200円 |
宿泊代(国民宿舎) | 23,000円 |
合計 | 40,040円 |
【Day03】内容 | 金額 |
栗林公園入場料(2名) | 820円 |
掬月亭お茶代(2名) | 1,000円 |
栗林公園駐車場代 | 400円 |
四国村入場料(2名) | 2,000円 |
昼食代(一鶴) | 1,913円 |
カフェ代 | 2,500円 |
ガソリン代 | 2,369円 |
合計 | 11,002円 |
高松までの飛行機代は、JALマイルを使ったため交通費は安く抑えることができました。
私たちは今回、宿泊場所にお金を掛けましたが、素泊まり等を利用したらもっと抑えることができます。

レンタカーではなく、公共交通機関で移動した方が安くなると思います。

振り返ってみるとお土産は買っていませんでした。笑
最後に
今回の旅行は香川だけでなく四国隣県に行くことも考えましたが、行く機会の少ない香川を満喫するために3日掛けて香川を楽しみました!
香川県には今回行けなかった場所以外にもまだまだ観光名所があるので、またいつか旅行したい場所になりました。
なお、今回の香川2泊3日の旅はどこかにマイルで決まった旅で、JALが選んだ「高松」、「高知」、「札幌」、「奄美大島」の4つの候補地の中から「高松」に決まりました。
今まで行ったことのない国内の観光地を楽しむことができたので、初めて利用した「どこかにマイル」にも大満足です!
今後も「どこかにマイル」を使った旅行を記事にしたいと思いますので、ぜひご覧いただければ嬉しいです!