共働き夫婦の家計管理方法を紹介!お金について話し合う機会が大切!

お金

私たち夫婦は入籍後、同居するにあたりどのように家計管理をすべきか考えていた際、「夫婦1年目のお金の教科書」という本を読み、とても分かりやすく夫婦の家計管理について記載されていたので参考にしました。

そこで、今回は「夫婦1年目のお金の教科書」を読んで、私たち夫婦が実践している家計管理をご紹介します!

この記事は、下記のような方の参考になります。

・これから結婚するが、家計管理をどうすべきか迷っている
・他の家庭ではどのように家計管理をしているか知りたい
・家計管理を見直したい
私たちは20代・30代の共働き夫婦ですので、同じような環境の方の参考になれば嬉しいです!
 
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家計管理を考える上で重要なこと

ソファーに座る恋人のイラスト

まず、夫婦で家計管理を考える上で重要なことは、ふたりでお金について話し合う機会を設けることだと考えています。

お金の話はつい敬遠しがちですが、ふたりできちんと話し合うことで、お金に対する価値観を共有することに繋がりますので、ぜひどこかの機会で話し合ってみてください!

話す内容はお互いの価値観にもよりますが、

  • 収入
  • 貯金額
  • 借金やローンの有無(奨学金含む)
  • 勤めている会社の福利厚生(家賃補助等)
  • 今後の家計管理の考え方(貯蓄重視 又は 使いたいか等)

など、お互いが無理なく話せる範囲で会話することをオススメします。

私は妻に初めてお金のことを話した場所や時期を鮮明に覚えています。いつ切り出すべきか迷っていましたね。

ここから、著者の内容を参考に夫婦で家計管理をしていく上で事前に決めておきたい5つのポイントを私たちの実例も踏まえて紹介します。

 

お互いの給与を知るべきか?

打ち合わせ中のビジネスマンのイラスト

【理想:お互い知るべき】

私たちはお互いの給与は知っており、毎月の給与も共有しています。

付き合っている時はお互いの給与を聞くことはありませんでしたが、プロポーズ後、顔合わせや結婚式、同居などの話をする過程で給与の話もしました。

夫婦生活を送るにあたって、お金の話は切っても切れないので、私たちはきちんと話し合うことを選びました。

付き合っている時はお互いの給与は聞きにくいですが、夫婦となるとお金の話は避けて通れないですよね。

妻と夫がそれぞれ自立して管理できる、または、妻または夫のどちらかが仕切って管理できるのであれば、マストではありませんが、生活を共にする以上は出来るだけ共有した方が、「知らなかった!」という事は防げると思います。

私の職場では意外と奥さんに給与明細を見せていないという男性の方が多く、驚いています。毎月一定額を納めたら、残った夫がお金は自由に使っているそうです。

 

財布を一緒にすべきか?

お金のアイコン(円マーク)

【理想:一緒にすべき】

私たちは、家計管理しやすくするために財布を一緒にしました。

財布を一緒にするメリットは、いまふたりでお金をいくら持っているかを把握できる「お金の見える化」が容易な点だと思っています。

財布を別にしてしまうと、相手のお金に関心がなくなり、気づけば貯金ができていないといったことも起こりうると思います。

お互いきちんと管理できるなら、財布を別にしても問題ない気がします。

私たちは共働きなので給与が振り込まれる口座が2つありますが、生活費はすべて夫の口座から出しています。

全ての生活費を引き落としされるよう、クレジットカードの「家族カード」や家族用のキャッシュカードを利用しています。

妻は、生活費など全てのお金は家族カードで支払い、現金が必要な場合は、家族用キャッシュカードから必要な分をおろしています。

妻の給与口座は、貯金と投資用としており、毎月の積立投資はこの給与口座から捻出しています。

ふたりの給与口座は、お互いにいつでも残高確認や引き落としができるようにして、オープンにしています。

いつでも資産を確認できるようオープンにすること(見える化)を心掛けています。

 

家計簿をつけるべきか?

書く手のイラスト

【理想:方法は問わないので付けるべき】

私たちは、同居直後から家計簿をつけています。

家計簿をつける理由は、お金の見える化をするためです。毎月の収支を把握できると自分たちが何にお金を使っているか良く分かります。

私たちは細かく家計簿をつけていますが、面倒な場合はざっくりでも構わないので、どの程度支出があるのかを知るために家計簿をつけることをオススメします。

最近は便利で無料の家計簿アプリ(マネーフォワードやZaimなど)がたくさんあるため、ぜひ活用してみてください!

社会人になって半年ほどたった頃、思ったより貯金できていないことに不安を感じ、月にどの位お金を使っているかを知るために家計簿をつけ始めました。

一度つけ始めると習慣化したため、独身時から10年以上家計簿をつけいます。

私は同居後、夫に言われるがまま家計簿をつけ始めました。笑

 

結婚前からある「資産」と「借金」はどうするか?

お金のイラスト(現金)

【理想:事前にどうするか決めておく】

私たちは結婚前の「資産」と「借金」は、きちんと申告した上で、「自分のために自由に使う」というルールを決めました

ここでいう「資産」とは貯金や株式、不動産などのことを言い、「借金」は奨学金や車のローンなどを言います。

私たちは「資産」としては貯金しかありませんでしたが、幸いなことに「借金」はありませんでした。

一般的に結婚前の「資産」と「借金」は結婚しても、それぞれの所有となり、共有されることはありません。

だからと言って、お互いの「資産」と「借金」を知らずに生活をともにすることはできないと思い、私たちはどの程度「資産」があるか自己申告しました。

結婚前に貯めた貯金は、自分のために自由に使って良いので、同居する上でも使用用途に干渉することはありませんし、残りいくらあるかをチェックすることもしていません。

私は結婚前の貯金を高配当株投資に使っています。

使える貯金が限られているので、破綻するようなことはありません。笑

私は趣味の音楽鑑賞や衣服などに使っています。

 

おこづかいはどうしているか?

プレゼントを与える・受け取る恋人のイラスト

【理想:二人にあった方法を決める】

私たちは、おこづかい制を導入していません。

お互い自由にお金を使ってよいが、使った金額は必ず家計簿につけることをルールにしています。

もし、家計簿に付けられなかったらお互い知る方法がありませんが、細かいことは気にせずお互いを信頼する性善説に基づいています。笑

もし、家計簿に付けたくないが、お金を使いたい場合は、「結婚前に貯めた貯金」を使うことにしています。

お互い物欲が少なく、お金を散財することは少ないのですが、ふたりで働いて貯めたお金なので、おこづかいという考えはなく、お金の使い道に制限や干渉する必要はないかなと思っています。

私が勝手にコンビニスイーツを買ってくることは日常茶飯事ですね。笑

 

家計のやりくりで決めていることはある?

カレンダーにまるをつけるイラスト

【理想:あまり細かく決めずに方向性を確認する】

私たちは家計のやりくりで、いくつか決めていることがあります。

具体的には下記のようなことです。

  • 使ったお金は家計簿につける。家計簿につけない場合は、結婚前の貯金を使う
  • 月の食費は50,000円を目安にする
  • 年間貯蓄率は50%を目指す
  • 余ったお金は投資にも回す
  • 旅行や趣味にもお金を使う

見ていただいたら分かるように、細かいルールや厳しいルールは作っていません。

あくまで目標のようなもので、例え達成できなくても問題ないと思っています。

どちらかが窮屈に感じるルールは、長続きできないですよね。

これらを決めている目的は、ふたりのお金に関する価値観を揃えることだと考えているので、これからのライフステージによって変わることもあるし、キツくなったら変えることもあります。

お金の価値観を揃えることは夫婦生活を送る上で大切だと思いますので、ふたりのお金に対する家計のやりくりを決めては如何でしょうか?

 

最後に

ここまで私たちの家計管理について紹介しましたが、特に気を付けていることは、お金について、どちらか一方しか知らないという状況を作らないということです。

いつでも貯金額や支出額を確認できるよう、「お金の見える化」を進めることが重要だと考えています。

冒頭にご紹介した「夫婦1年目のお金の教科書」の本は、夫婦の家計管理だけでなく、「夫婦のお金」、「家族の住まい」、「貯金・投資」、「老後の備え」といった全4章構成になっており、「お金全般」ついての付き合い方が分かりやすくまとめられています。

これから結婚するカップルだけでなく、熟年夫婦にも役立つ内容になっているので興味がある方はぜひ読んでみてください!

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