【高配当株投資】2022年の運用成績が良かった、悪かった国内高配当株を紹介!

資産運用

私たち夫婦は、2020年のコロナショック直後に株式運用(インデックス投資)を本格的にはじめ、ちぃ(夫)は高配当株投資もするハイブリット投資をしています。

この記事では、ちぃ(夫)の高配当株投資の当初から現在に至るまでの取引を振り返り、2022年の運用成績が良かった、悪かった国内個別株について3つずつ紹介します。

なお私は、一度買ったら続けることを方針にしているため、2022年に買った株だけでなく、過去にに買って今年の運用成績が良かった株、悪かった株も含まれます。

この記事は、このような方におススメです。

・高配当株について知りたい方
・高配当株の運用成績を知りたい方
・普通の共働き夫婦がどのような株を買っているか興味のある方

基本的に買った株は売らない方針なので、値上がり・値下がりは気にしませんが運用成績が良いことに越したことはありません。

※株価は全て2022年12月31日時点のものです

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運用成績が良かった株 ベスト3

早速ですが、2022年に運用成績が良かった株ベスト3を紹介します!

購入時期を見ると、コロナショック後に買った株ばかりなので、

  • 購入したタイミングが良かった
  • 世界のトレンドに乗っている(エネルギー不足など)
  • 長期保有している

といった会社の成績が良かったなと思っています。

ちなみに2022年の運用成績が良かったベスト3は

3位:日本電信電話(9432)
2位:INPEX(1605)
1位:オリックス(8591)

でしたので、その変化をご覧ください。

 

3位:丸紅(8002)

3位は芙蓉グループの総合商社で、紙パ、エネルギー、プラントに強みがある丸紅です。

  • 購入時期:2020年9月(100株)
  • 購入価格:630円
  • 現在価格:1,515円
  • 損 益 率:+140.63%
  • 評価損益:+88,541円
  • 配当利回:4.95%

世界的な投資家として知られるウォーレン・バフェット氏が大量購入したことで有名な日本の5大商社の一つである丸紅は、2022年は力強かったです。

以前から割安・高配当株にも関わらず冴えない株価でしたが、資源も取り扱っていることもあり2022年に大きく株価を上げました。

今でも配当利回りは魅力的な水準です!

三菱商事や伊藤忠は株価が高く、保有できていなかったので残念です。

(2022年11月7日決算説明資料から引用)

丸紅の純利益は2021、2022年度と絶好調で株価も+140%と倍以上になり、「売りたい」気持ちが強くなりますが、このまま持ち続けて応援したいと思います。

2023年は世界的な景気の減速もありそうなので、どのような業績見込みを出すか気になります。

 

2位:INPEX(1605)

2位は、昨年も2位にランクインしたINPEX(旧国際石油開発帝石)です。

INPEXは資源開発最大手で、原油・ガス開発生産をしており海外に強みを持っています。

  • 購入時期:2020年10月(100株)
  • 購入価格:580円
  • 現在価格:1,396円
  • 損 益 率:+140.69%
  • 評価損益:+81,601円
  • 配当利回:4.30%

昨年の損益率は+74.6%でしたので、1年間で約2倍上がりました。

2022年は世界的な電力不足に加え、ロシア・ウクライナ問題も長期化してしまい、1年間を通して力強い株価でした。

2020年は脱炭素の流れが強く、株価は低迷していましたが2021年から状況が一変しました。

売上高の伸び率は凄まじく、当期純利益にいたっては2020年の赤字から2022年は過去最高益を見込むなど反動が大きいです。

(2022年8月9日決算説明資料から引用)

2023年のINPEXの業績はどうなるか分かりませんが、配当金は比較的高配当で安定しているため、今後も持ち続け下がれば買い増しをしたいと思います。

(2022年2月9日⻑期戦略と中期経営計画資料から引用)

配当金の下限を30円に設定しているのが有難いです!

 

1位:三菱自動車工業(7211)

1位は、日産自動車の傘下に入った三菱自動車工業です。

日産自動車とは軽自動車・EVの開発、部品調達など協業を拡大しており、東南アジアに強みを持っています。

  • 購入時期:2020年11月(100株)
  • 購入価格:201円
  • 現在価格:510円
  • 損 益 率:+154.3%
  • 評価損益:+30,945円
  • 配当利回:-%

三菱自動車は高配当株として買ったのではなく、株価が下がり過ぎていたのでさすがにこれ以上は下がらないのでは?という興味本位で買った株です。

リコール隠しや燃費不正問題など過去に様々な不祥事を起こしてきた会社で、2021年は大赤字、信頼感はゼロの会社ですが、株価が200円を割ったタイミングで購入しました。

2万円だったら倒産して紙切れになっても、ギリギリ耐えることができるかなと思いました。

2022年は円安の影響もあり業績が回復したため株価も急上昇しましたが、配当金はここ2年間で0円なので、今後の株主還元には期待しています。

(2022年11月2日 2022年度第2四半期決算報告資料から引用)

「パジェロ」や「ランサー」など好きな三菱の車はありますが、会社の経営に関しては応援できないです…

 

ベスト3の振り返り

昨年の成績と比較するとINPEXは連続してベスト3入りするという頼もしい成績でした!

昨年のベスト3との比較は下記となります。

  2021年
(損益率)
2022年
(損益率)
3位 日本電信電話
(+43.9%)
丸紅
(+140.63%)
2位 INPEX
(+74.6%)
INPEX
(+140.69%)
1位 オリックス
(+76.4%)
三菱自動車工業
(+154.3%)

昨年から日本電信電話とオリックスがベスト3から外れましたが、この2社は2022年も下記の通り、安定した株価で私のポートフォリオに大貢献しています。

  • 日本電信電話(9432) 損益率+73.0%
  • オリックス(8591)  損益率+64.33%

また、今年は惜しくもベスト3に入れませんでしたが、日本駐車場開発(2353)も2022年9月から株価が高騰したため、ご参考までに紹介します。

  • 購入時期:2021年11月(1,000株)
         2022年1月(200株)
  • 購入価格:145円
  • 現在価格:310円
  • 損 益 率:+113.85%
  • 評価損益:+198,050円
  • 配当利回:1.69%

駐車場だけでなく、スキー場やテーマパークも運営しています。

 

運用成績が悪かった株 ワースト3

続いて運用成績ワースト3を紹介します。

ちなみに昨年のワースト3は

3位:イエローハット(9882)
2位:カナミックネットワーク(3939)
1位:シェアリングテクノロジー(3989)

となっています。

3位:ビーアールホールディングス(1726)

3位は、PC橋梁工事大手のビーアールホールディングスです。

M&Aで事業エリアを拡大し、全国展開を行っており、鉄道軌道や情報システム子会社もあります。

  • 購入時期:2021年8月(100株)
         2021年12月(100株)
  • 購入価格:420円
  • 現在価格:330円
  • 損 益 率:-21.51%
  • 評価損益:-18,090円
  • 配当利回:3.64%

2021.03期までは売上高が順調に増収していましたが、それ以降は減収が続いています。

(2022年11月11日 2022年3学期 第2四半期決算概要資料から引用)

チャートは2020年11月から右肩下がりで、そろそろ上がるかな?という時期に購入しましたが、以前回復していません。

しかし、橋梁を中心とするプレストレストコンクリート工事を専門分野とする建設事業では技術力もあり、配当利回りも高いため、このまま保有するつもりです。

道路や橋といったインフラを維持することは重要だと考えており、応援したい会社でもあります。

 

2位:Zホールディングス(4689)

2位は、ソフトバンク系ネットサービスのZホールディングスです。

EC、広告が主体で傘下にはヤフー、LINE、PayPay、ZOZOなどの日々の暮らしで利用するサービスを多数提供しています。

  • 購入時期:2019年11月(100株)
  • 購入価格:425円
  • 現在価格:332円
  • 損 益 率:-21.98%
  • 評価損益:-9,355円
  • 配当利回:1.67%

2022年度の業績は増収を予定していますが、チャートは2021年11月から大きく下落しています。

(2022年11月2日 2022年度 第2四半期決算資料から引用)

Zホールディングスは、LINEの合併やPayPayへの大胆な投資など規模拡大の取り組みがどのような結果となるか非常に興味があります。

身近なサービスを提供している会社なので応援しています!

2022年の下落幅は大きかったですが、2023年にもっと下がるようであれば買い増しも考えています。

 

1位:アステナホールディングス(8095)

第1位は、医薬品・原料商社から後発薬・医薬受託や表面処理薬の製造等に展開しているアステナホールディングスです。

  • 購入時期:2021年7月(100株)
         2021年12月(100株)
  • 購入価格:551円
  • 現在価格:424円
  • 損 益 率:-23.05%
  • 評価損益:-25,404円
  • 配当利回:4.25%

(2022年7月22日 2022年11月期第2四半期資料から引用)

営業利益に関してはセグメント別で見ると全ての事業で減益となりました。

また、購入した頃は売上高も毎年順調に伸ばしていましたが、2022年に減収となり株価も伸び悩んでいます。

アステナホールディングスには100株以上を1年継続保有すると貰える株主優待(化粧品)があり、今年初めて優待を貰える権利を得たので、それだけが今の楽しみです。

2023年の業績回復に期待しています!

 

ワースト3の振り返り

ここまで2022年のワースト3を紹介しましたが、昨年のワースト3との比較は下記となります。

  2021年
(損益率)
2022年
(損益率)
3位 イエローハット
(-18.8%)
ビーアールホールディングス
(-21.51%)
2位 カナミックネットワーク
(-31.1%)
Zホールディングス
(-21.98%)
1位 シェアリングテクノロジー
(-58.7%)
アステナホールディングス
(-23.05%)

顔ぶれが全て変わりました!

損益率は改善している!

 

最後に

ここまで2022年の運用成績が良かった株、悪かった株を紹介しました。

2023年はどのような相場になるか分かりませんが、一喜一憂せずに長期目線で投資を続けていきたいと考えています。

来年も同様にまとめたいと思いますので、どのように顔ぶれが変わるのかお楽しみいただければ嬉しいです!

 

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